出産適齢期発言&女性健康包括的支援法案の問題について(ラジオから)
昨日書いた浦安市市長の成人式の祝辞。
問題となった出産適齢期発言と、女性健康包括的支援法案の問題点について深沢真紀さんがラジオで語っているのを聞きました。
バッサバッサ斬りまくってる。
特に、不妊の原因の半分が男性だと知らない人が多い!
いまだに検査することも(簡単なのことなのに)嫌がる男性もいる!
って問題点についても語ってましたね。
もっともっと斬ってくれー、って思った。
女性をフォローするということを全面的に押し出す政策というのは、本来は一緒に(同時に)考えなければならない男性の問題が隠れてしまうんだよね。そこにある問題であるはずなのに、見えてこないんだよ。
まったく・・・、
どれだけ”女性の問題”とミスリード起こしやすいような政策を勧めたいんだよ!!!?
って思った。
こういう背景があるから、子供を望んだ時に、
”私の問題であると思い込む女性と当事者意識が持ちにくい男性”という組み合わせができやすい構造になってしまうんだろうなぁ。
(男性が悪いと言いたいわけじゃなくて、男性もピンとこない状況が作られている環境が問題なんじゃないかなぁと思っている。)
この上、”男は仕事さえしていればいい意識” に洗脳される状況が絡んでくると、もっともっと悲劇を生む原因になるよ・・・。
男だって大変なんだよ!って言いたい気持ちもあるだろう。それはごもっともだと思う。
私は、個人で解決する問題と誤解してしまうことが、男女の(夫婦の)意識のズレを作る原因となり、子供のことを2人で同じベクトルで考える、という基本的なことすらできない状況になっていくのが怖いなぁと思う。
(この感覚が続いていくと子育ての段階になった場合にもっともっと大変になるでしょ・・・)
一緒に真剣に考えた結果、夫婦の意見が違う、
という状況と、
話し合いすらできない状況のために(気にするな、考えすぎ、という感じで、どちらかが当事者意識が持てないため)お互いにどう思っているかすらわからない、
という状況では、まったく違うと思う。
前者は一緒に考え合えた、という思いは残るけれど、後者には何も残らない。もしかしたら、過ぎた時間を返して!って思うかもしれない・・・けど。
私は嫌だなぁ。こういう感覚が次世代にも続いていくかもしれないなんて。子供に関することは”個人の問題”じゃなくて”子供を望んだ男女”で考えることなんだよ。
一人の力で妊娠できるわけないんだから・・・。
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ちなみに私としてはこういう背景も、どうしたら解消できるのかなぁと思ってるんだけどね・・・↓
(12/18ワールドビジネスサテライトより)
”夫婦一緒に”というのは鉄則だと思う。