いったん言葉(文章)にしてみる大切さ
何か問題が起きた時。
その問題に対する自分の気持ちや、今後どのような道が考えられるのか、自分はどの道を進みたいのか、どう対応していったらいいのか。グルグル頭の中で考え続けると思う。
第三者に話す機会があれば、冷静になれるかもしれない(逆にイラッとする場合もあるかもしれないが)。話す過程において、自分の心が整理されて、アドバイスの有無にかかわらず案外自己解決することもあるかもしれない。解決までいかなくとも、腹の中に溜め込んでいた思いを口にすることでスッキリするかもしれない。
ただ、誰かに話せる問題もあれば、これは誰にも話せないな、という問題もあると思う。
そういう場合は、いったんその思いを書いたり、パソコンに打ち込んだりすることも大切かもしれない、と思っている
いい子ちゃんぶってしまったり、こんな風に思われたら否定されるかも、なんて思って書いたら、それは本心ではない文章になってしまう。害のないところにストレートに、今自分が感じた思いを書きだすことが大事なんだろうなぁと思う。
今の思いから導き出された今の考えが、他者から見れば甘い考えかもしれない。他者から見れば間違っていると感じることかもしれない。
まぁ、それはそれとして。
その時点で、自分が考えたことを書くことが大事だと思う。
だいたい、その問題が自分の中で大きければ大きいほど、冷静に判断する力は失われているだろう。判断力が鈍っている状態だろう。
だからこそ、いったん思いをストレートに言葉にする。自分の中からでた言葉を、外から眺めてみる。その過程で、自分の気持ちが整理されるかもしれない。また、1週間後、1か月後、半年後、その文章を振り返って読んだ時に、考えを深めるきっかけに
なるかもしれない。
ここ2,3年の間に起きた問題の経過を文章に残していたんだけど、それをたまに読み返す時がある。
あの時はあんなことを考えていたんだ、ということは文章に残していなければ記憶の中から失われていただろう。あの時は、息も絶え絶え必死に文章を書いていたけれど、今思えば文章が残っていてよかったなぁと思う。
確認できるんだよね。
あぁ、過去の私もあんがい頑張ってきたじゃん、って。
そして、今の私もそんなに悪くないじゃん、って。
そう思えるだけでも、よかったなぁと思う。