川の字
昨日の夜。
寝室の布団で休みはじめた私とぽん太(夫のこと)。
なかなか2階に上がてこない。ぽん太と”まだ来ないねー”と言いながら待っていた。
しびれを切らしたぽん太が1階に様子を見に行く。どうやら階段の途中で箱座りをしていたようだ。
猫だ。うちの猫。
ぽん太が抱きかかえて2階に連れてきた。フガフガ布団の近くうろうろ。そして、私の頭の上の方でたたずんでいる。
私がスマホの画面で布団を照らす。ぽん太と私の間を。
すると猫が、その間にスルッと入ってきた。私の顔の真横で箱座り。上からの構図はまさに川の字。
そっと私は顔を左に傾けると、ふわっとした毛がさわさわする。柔らかい。温かい。心地よい。
そのままスーッと私は眠りについた。
これが昨日のうちの様子。
帰省や年賀状がトリガーになって今の時期は私の心はざわざわする。今日も、これから帰省のお土産を買いに行く。そして午後には年賀状書き。
たったそれだけの事。そう、それだけの事だけど、私にとっては大事(おおごと)だ。昨日も胃がキリキリしていた。
今は猫ベッドでお休み中のうちの猫。朝のうちに入れておいた湯たんぽにピタッとくっついて心地よく眠りについている。
そんな寝姿を見て、今日も頑張ろうって思う。